ファイトの矛盾
メディアがこぞって紹介している掛けロッド。
どんどん繊細になっていく最近のエリアフィッシングでは、
どれだけ多くのアタリを人より取れるか?といった
ファーストテーパー・高感度ラインの使用による
「掛けていく釣り」が要求されている。
そういう私もそんなタックルで管釣りに出かけているが、
前回のプチすそラーオフ会での出来事で、
あまりに釣れるサイズが小さいので、
使用していたリールのドラグを超〜ユルユルにして、
30センチ前後の小虹を寄せては走られといった具合に
わざと簡単に取り込めないようにして楽しんでいた。
私が管釣りに真面目に取り組み出した頃、
一番ハマっていたのが村田基流フィッシング。
ご多分に漏れず「憧れのエリアリミテッド」を購入し、
毎週のように東山湖でブンブン投げていたものです。
しかし、放流時の手返しの悪さ、すそパとの出会いなど、
「スローテーパーでは人より多く釣れない」といった
勝手な思い込みで、現タックルに辿り着いた。
確かに手返しは良くなった。
すそのでも大型に負けなくなった。
しかし、釣り人は漁師では無いので
折れないロッド・切れない糸では楽しめない.....。
最近の私は、アタリの瞬間が一番興奮し、
そのアタリをのせた所で満足してしまっている。
なので、寄せてくる楽しみやバラさずにランディング出来たかは
興味が薄れているといっても過言ではない。
30回のアタリに30回のバラシでも、満足!
とは言えないが、それに近いものはある気がする...。(笑)
とはいえ、「じゃぁ、スローテーパーだけでやりゃぁいいじゃん!」
と、ならない所が現状の自分で、やはり行くからには
人より多く釣りたいし、何より多くのアタリを感じたい。
前回のコラムのようにまたまた矛盾だらけだが、
こんな事を考えながら週末の釣行予定を考えるのもまた楽しい。
今週は久々にKJさんとの釣行。
クルマにエリアリミテッドを忍ばせて行こう......。
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