2/17のすそのフィッシングパークから使用をし始めた、ファイアーラインクリスタル。いわずと知れた人気のPEラインだが、1回目の釣行で感じた使用感等を報告致します。
前回の「ラインのお話 その3」では下記のテーマが有った。
・ナイロン、フロロとの感度の違い
・リーダーなしの直結によるバラシ多発
・リーダーの種類
・結束部の不安
まずはこの4点について書いてみます。
<ナイロン、フロロとの感度の違い>
これは明らかに
ナイロン<フロロ<PE の図が成り立つ。
前評判どおりの鋭い感度にビックリするようなアタリが手元に伝わり大満足。
スプーニングでメインに使用しているロッド「ufmチューンドバックウォーター」の感度の良さと相まって、ファイト中は魚の首振りや反転などの魚の動きが手にビンビン伝わってくる。
まさに、狙いどおりの感度の良さでした。
<リーダーなしの直結によるバラシ多発>
前回の釣行ではあまりスプーンに反応が良くなかったので、
データとして成り立つほどの数を釣っていない。
ただ数えていた範囲では7.8匹掛けた中で、
1匹だけバラしたのを記憶している。
ようはバラシは多発しなかったというのが結果である。
ドラグ調整は普段よりちょっとだけ緩めにしていたのだが、
PEだからといってズルズルにしていた訳でもない。
なんだか、皆が言う程バレないなぁというのが直後の感想だったが、
今思い起こすと
超真剣にファイトしていたからかなというのが今の感想。(笑)
魚の動きがもの凄く伝わり、しかもPEはバレやすいと刷り込まれていたので、
1匹1匹のとファイトは疲れる程真剣だった。
しかもテストしたのが王禅寺や東山湖ではなく、すそのFPというのもバレが多発しなかった原因かもしれない。
魚の動きが分かる反面、ジャンプした時等のラインのテンション抜けもナイロンとは比較にならないくらい手元に伝わる。「グ〜、フワッ、ゲッ!グ〜〜、アブねぇ〜」みたいな感じ。(笑)
すそのの魚はドラグを引き出して勢い良く走るが、
連続ジャンプや反転、首振り等、針を外そうとする動きは
王禅寺や東山湖などの小虹の方が抵抗が激しい。
そういった部分を考慮すると、すそのでは直結でも通用するが、
小虹が多い釣り場ではやはりバレは多発すると考えられる。
<リーダーの種類>
上記の点から午後まで直結を貫いたが、
午後になってリーダーを組んでみた。
使用したのはナイロン3lb。長さは二ひろ。
当時現場でご一緒していたみゆぱぱさんに、3ひろと教えて頂いたのだが
思いつきで二ひろを組んでみた。
感想としては、予想どおり感度は落ちる。
しかし、欠点としていた伸びが有利に働き、
やり取りの部分で超真剣ファイトがいらなくなった。
掛けていて安心感!っていう例えがわかりやすかいも。
もちろん、リーダーにナイロン付けてるんだから...みたいな
精神的な安心感も有るとは思うが、手に伝わる情報は直結よりも減る。
感覚的にナイロン直結とはまったく違うが、
やはりナイロンの感触は残っている。
それでいてアタリはナイロンだけの時よりも鋭く伝わってくるし、
何よりファイトが楽になるのでこのシステムは有りですね。
で、考えたのはスプーンよりもミノーやクランクに向くのではないかと..。
プラグ系のアタリは引ったくるような鋭いアタリが多いので、
スプーンのようにラインを見ながらかすかなアタリを拾う必要がない。
引ったくるような激しいバイト時には、逆に欠点であったナイロンの伸びが、
魚への衝撃や違和感を一瞬溜めてくれるのではないかということ。
強度に優れるPEと、タメを作れるナイロンの融合。
これは、今後の釣行で試してみたい案件ですね。
<結束部の不安>
リーダーシステムを組むとして、その結束部に不安を感じていたのだが、
鱒犬さんオススメのサージェンスノットで組んだ所、まったく大丈夫でした。
組んでから5.6匹釣り、そのままKJさんに貸して2匹。
3匹目で切れたとの事でしたが、切れたのはスナップの結束部分あたりで、
PEとナイロンの結束部分ではなかった。
すっぽ抜けや切れるのを想定してたので、不安を感じると言っていたのだが、
このノットなら大丈夫そうだ。
しかし、キャストの時に結束部分がガイドを通るツンツンツンの感触が
嫌ですねぇ。なんかトラブってるような気がして.....。(笑)
さらなる進化を求めて使用し始めたPEラインでしたが、
ステラでもバックラッシュ無く結果は上場でした。
(白っぽいラインがステラにベストマッチ♪かっくぃい〜♪)
今後も使い続けて長所や短所を見極めたいと思います。
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